12/09/2008

MUSIC TO MY HEART

と、題された、夜狐関口氏によるエッセイ。俺も以前DJでお邪魔させて頂きました、三軒茶屋のカフェRAIN ON THE ROOFにて開催されている、MUSIC SKETCHのフリーペーパーに載せられており、”ブログにUPしますよへへへ””ハイどうぞへへへ”って事だったので(笑)、早速UP致しました。
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2005年5月。ぼくは東京某所のクラブに向かって歩いている。これから起こるであろう熱狂と興奮とは逆に、道はシーンと静まり返っている。時折、ある小さなバーから笑い声が聞こえる程度だ。

そのクラブは地下に在った。一段ずつ降りるごとに、中から漏れてくる音が大きくなってくる。ドアを開けると、重低音がビシッと決った爆音を浴び、一瞬頭がクラッとした。

このパーティーのDJを見つけ、ガッチリと握手をする。そして音楽に身を委ねてみた。その素晴らしさに気持ちが高ぶってくる。真悪の人達を見ると、2~3回クルクル回っている。スピンだ。見よう見まねで僕もやってみるが、フラついて上手く回れない。何度かチャレンジしてみたが、結果は同じ。何とか一回転だ。奇麗にスピンしている人をジッと見てみる。どっち回りに回転しているのか、軸足はどちらか。早速やってみる。クルックルッ。2回転出来た・・・・ような気がした。少し目が回る。

パーティーはますます盛り上がり、ダンサー達は、スピンからバックドロップへと次々とアクロバティックなダンスを決める。まるで音楽とダンス、そして魂までもが一体となっているかのようだ。一曲一曲への喜びと感謝を表すかのように、ダンサー達のの動きも熱を帯びてくる。そしてクライマックスヘ。ラストの一曲が終わり、DJと今日この場にいる人達へ、そして「ノーザンソウル」に対して拍手が鳴り響く。

これが、僕が初めてノーザンソウルの世界に触れたときのことだ。

関口信
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2005年当時、お客さんとして、関口氏が初めてNIGHT FOX CLUBを訪れた際の事を書いて下さったエッセイです。Nortern Soulの生い立ちについては、もう今更説明もいらないだろうと、省略させて頂きましたが、俺は読みながら、書きながら、目頭が熱くなってきましたよマジ。改めて、復活してよかったと思います。あれから何年か経ち、そして共にブースに上がる事になった今、無力ながらですが、少しでもNothern Soulを素晴らしさを伝えられた事、誇りに思いますよ、関口氏!有り難う!

関口氏の参加しているMUSIC SKETCH@RAIN ON THE ROOF、次回は12/13(SAT) 19:00~23:00。飯も相当旨いので、皆さんも是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。俺も乱入したろか(笑)。

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